2018年5月20日

天皇杯第46回日本車いすバスケットボール選手権大会

宮城MAX、前人未到の10連覇!

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チーム全員で10連覇を達成した宮城MAX

天皇杯 第46回日本車いすバスケットボール選手権大会は5月20日(大会2日目)に、決勝戦が行われ、宮城MAXがNO EXCUSEに延長の末87-78で勝利し、前人未到の10連覇を果たした。

キャプテンとしてチームを引っ張った豊島英

「苦しい展開になるのは予想していた」と宮城MAXのキャプテン豊島英(2.0)※。その言葉通り、1Qから両者一歩も譲らないゲームを展開。

20-19で迎えた第2Qは、NO EXCUSE香西宏昭(3.5)、佐藤大輔(2.0)の活躍により1度は逆転したが、宮城MAXとして初の日本選手権出場となった土子大輔(4.0)がエース藤本怜央(4.5)とともに得点を重ね34-32でリードし前半を終えた。

来場者数6085人という非常に会場が盛り上がっている中、後半戦がスタート。
スタートメンバーに3人のビックマンで高さを出してきたNO EXCUSE。立ち上がりから香西が3Pシュートを決め強気の姿勢を見せる。香西からロングパスを受けた千脇貢(2.5)はゴール下に入った湯浅剛(1.5)にパスをし、湯浅が決め見事な連携を見せた。しかし、宮城MAX藤本、土子の勢いは止まらず55-50で第3Qが終了。

勝負の第4Qでは、残り7分で香西がミドルシュートを決め57-58と逆転。土子がシュートを決めるが、すぐにNO EXCUSE森谷幸生(4.0)が3Pを入れ、59-61と再び逆転する。残り約1分15秒で森谷のアンスポーツマンライクファールにより、フリースローを与えられた豊島が2本とも入れた。その後レイアップシュートも決め2点リードする。

残り約40秒と緊張が高まる中、香西がミドルシュートを決め、69-69と同点で試合が終了。誰もが予想していなかった”延長戦”へと持ち込まれた。

チームに流れを持ってきた土子大輔

延長戦、運命の5分間。ゲームを動かしたのは宮城MAXの土子だった。残り約3分30秒でバスケットカウントを取り、一気に流れを持ってきた。「チームのためにできることをがむしゃらにやった」と土子。その流れに乗った藤井郁美(4.0)は、3連続でシュートを決め点差を広げた。その後香西が3Pを決めたが、詰め寄ることはできずに試合終了。87-78で見事宮城MAXが10年連続日本一に輝いた。MVPを受賞した土子は、「本当に最高の気分です」と笑顔で語り、本大会を締めくくった。
3位決定戦では埼玉ライオンズが58-44でワールドBBCに勝利し3位となった。埼玉ライオンズのキャプテン原田翔平(1.0)は、「個の力はある。あとはチーム力。簡単ではないが来年こそ日本一をとる」と語った。
※(障害による持ち点)

=大会結果=
1位 宮城MAX
2位 NO EXCUSE
3位 埼玉ライオンズ
4位 ワールドBBC
5位 パラ神奈川SC
6位 福岡breez
7位 千葉ホークス
8位 富山県BBC

MVP
土子大輔(宮城MAX)

オールスター5
湯浅剛(NO EXCUSE)
藤井郁美(宮城MAX)
竹内厚志(ワールドBBC)
森谷幸生(NO EXCUSE)

サントリーやってみなはれスピリッツ賞
大館秀雄(埼玉ライオンズ)

Changes for the better賞
岩井孝義(富山県BBC)

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