2017年6月12日

IWBF男子U23世界車いすバスケットボール選手権大会

日本、ドイツに敗れ4勝1敗で決勝Tへ

日本の攻撃を支えている主将の古澤拓也。

6月12日(現地時間)、2017IWBF男子U23世界車椅子バスケットボール選手権大会(カナダ・トロント)、日本は予選プール最終戦でドイツと対戦し、58-72で敗れた。これで4勝1敗とした日本は、14日から始まる決勝トーナメントに臨む。

常に2人のビックマンがいるドイツに対し、日本はいかにゴールに近づけさせないかがカギを握ったこの試合、前半はオールコートでのプレスディフェンスがしっかりと機能した。オフェンスでは、古澤拓也、鳥海連志のミドルシュートを中心に、日本も得点を重ねていく。第1Q18ー18、第2Q34-34と、どちらも一歩も譲らない激しい試合となった。

しかし、後半に入ると、日本は疲労からかドイツにゴール下をやられ、リードを奪われた。さらに、大事な場面でミスを犯し、相手に得点のチャンスを与える場面も。第4Qの最後も、日本ボールからの場面で痛恨のパスミス。逆にドイツに連続失点を喫し、その差を広げられてしまった。

3大会ぶりのメダル獲得に向けて、日本チームを率いる京谷和幸HC。

「今日は、日本の一番の弱さが出てしまった」と京谷和幸HC。「競り合って、緊迫した中でのパスミスやシュートミスは、一番やってはいけないこと」と語った。しかし、「今日、負けたことによって気が引き締まるはず。そうポジティブに捉えたい」とも語り、1日休養を置いてからの決勝トーナメントに向けて、修正をはかる考えを示した。

「まだ、何位通過で、どこと対戦するかわからないが、決勝トーナメントでも、やることは変わらない。オールコートでのプレスディフェンスと、下がった位置からのディフェンスとを使い分けていきたいと思います」

そして、指揮官は最後にこう言った。
「自分たちは、あと3試合やるつもりです」
準々決勝に勝って、日本のエースである藤本怜央、香西宏昭らを率いて準優勝した2005年以来、3大会ぶりのメダル争いに食い込む。

結果一覧=5日目=
【Aプール】
トルコ 60 - 53 オーストラリア
イラン 60 - 56 イタリア
カナダ 62 - 37 ブラジル

【Bプール】
ドイツ 72 - 58 日本
イギリス 60 - 41 フランス
アメリカ 76 - 17 南アフリカ

(文・斎藤寿子、写真・岡川武和)

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