2017年11月10日

バンコク2017パラ射撃ワードルカップ

主将渡邊、風に苦しみ17位。

11月11日、タイのバンコクで8日から始まっていたバンコク2017パラ射撃ワールドカップが閉幕した。

当大会は2018年清州パラ射撃ワールドカップに出場するために必要な点数(MQS)を獲得できる今年最後の大会。清州大会から東京パラリンピックの出場権の戦いが始まることもあり、世界17カ国・地域から約120名(うち日本6名)が参加した。

第4日目の最終日はR6(50mP60MW-SH)の種目が行われ、日本選手団主将の渡邊裕介が595.8点で17位だった。
「風に遊ばれました」。
渡邊は開口一番に発した。R6はライフル射撃の花形種目と言われ、火薬の力で弾丸を飛ばすスモールボアライフル(小口銃)で雨や風といった影響を計算し、50mの標的を伏射姿勢で60発撃つ。

今日はあいにくの激しい雨と風の中で競技がスタートした。10発で平均10点代を求められる中、3シリーズの9発目で8.2点を出すなど前半で10点代を出すことができず、風の対応に苦しんだ。
後半は「風がぴったりと止み、風の影響を受けずに撃つことができた」と4シリーズ目から3連続で100.4点、100.5点、101.1点を出した。
すでにこの種目でMQSを獲得している渡邊は「風を読んで撃つ技術はまだない。(標的の)真ん中を撃つという意識を大事にしたい」と課題を述べた。

また、本大会出場したR3(10mP60MW-SH1)ではMQSを獲得できなかったことに関しては「忘れ物をしてしまった。(来年3月に行われる)アルアインで忘れ物を取りにいきたい」と語った。
北京パラリンピック代表で女性唯一選考会を勝ち抜いた武樋いずみはR2(10mS40W-SH1
)とR8(50m3x20W-SH1)に出場し、R8のMQSのみ獲得した。「(今大会として)収穫がないほど内容が悪かったです。アルアインに向けて頑張っていきたい」と悔しそうな表情で話した。

=大会結果=
○10mS60M-SH1
R1 第13位 望月貴裕 得点602.3※MQS

○10mAP60M-SH1
P1 第17位 山内裕貴 得点546※MQS

○10mS40W-SH1
R2 第9位 武樋いづみ 得点 394.7

○10mP60MW-SH1
R3 第17位 佐々木大輔 得点624.8※MQS
第26位 渡邊裕介 得点617.2
オープン 岡田和也 得点614.5

○50mP60MW-SH1
R6 第17位 渡邊裕介 得点595.8
  第26 位 望月貴裕 得点581.3
  第28位 武樋いづみ 得点575.2
団体戦 日本 5位

○50m3x20W-SH1
R8 第6位 武樋いづみ 得点538 ※MQS

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